書籍貸与の使用料の70%は管理に使われる。利権を生み出す貸与権付与
10月の貸与権交渉決裂後、貸与権管理センターから交渉再開の打診があり、12月1日理事会でCDVJ案を提示した旨の報告がありました。
貸与権管理センターは口頭で「3週間禁止、使用料280円」提示してきました。280円の根拠をただしたら、「作家には80円、出版社、取次店、貸与権連絡センターに200円」との返事でした。
どうも出版社、文化庁はまともに論議する気ないようで、使用料は最終的にユーザー負担になるものですから、提示したCDVJ案を公表することにしました。CDVJからの対案は次のページです。http://www.cdvnet.jp/date/cdvjnews/041119cimicteiansyo.pdf
この貸与権管理センター案と対案は11,12月のCDVJ理事会で討議しましたが、理事会の空気は次のようなものです。
「これなら、CDVJの提案の80円と作家への還元額は同じではないか。差額の200円は不要だ。」 「レンタルコミックの採算性の悪さをなんら考慮していない。レンタルつぶしでレンタル利用を広げると言う立法趣旨に反する。」 「悪名高いJASRACでさえ、徴収手数料は10から15%でやっている。使用料の70%を管理手数料のために払うなど、ありえない話だ」 「これでは貸与権は作家の権利ではなく、出版社と取次店、管理センターの利権じゃないか。」 「文化庁は道理を通す気はない。天下り先をねらっているのか」 等々。
許しがたい話なので、文化庁と貸与権管理センターに対して、2年間の準備期間はブランケットでCDVJが徴収し、貸与権管理センターに支払う具体案を再度提示することになりました。
CDVJはブランケット方式で演奏家の使用料を徴収代行しています。CDVJの受け取っている手数料は徴収額の5.9%です。5円で管理できます。 (一部でふんだくりと悪名高い?)JASRACでさえ、徴収手数料は15%ですから12円になります。 貸与管理センターの管理手数料71%、200円はいかに法外の徴収手数料であるかわかります。
|