声 明 文

 
 


 大阪高裁が本日の判決において、先の地裁判決を逆転し、「ゲームソフトの中古売買は合法である」との判断を示したことに対して最大の敬意を表します。
 一昨日の東京高裁判決に続いて、我々の主張が正しいことが証明され、世界的潮流に則った明確な判断が示されました。
 これによってユーザーの権利も守られ、ゲーム業界にとっても、ゲーム人口の減少に歯止めをかけるきっかけとなることが期待されます。
 現在、ゲーム業界は長く続いた右肩上がりの急成長から一転して、先の見えない低迷期にさしかかっています。そしてゲーム業界を取り巻く環境は、裁判を始めた当初から比べるとめまぐるしく変化し、大変厳しいものになっています。
 こうした低迷を脱し、ゲーム業界の新たな発展について真摯に考えるとすれば、メーカーはこの二つの判決を率直に受け入れて頂きたいと思います。
 我々はこの二つの判決を踏まえて、ゲームソフトの新しい流通の枠組みを形成するために一層努力して参ります。




平成13年3月29日
テレビゲームソフトウェア流通協会(ARTS)
代表理事 新谷 雄二